HIV検査件数の推移
厚生労働省 エイズ動向委員会 委員長コメント
(平成20(2008)年エイズ発生動向の概要について)
【 平成20年 年間報告(確定値)】
【概要】- 今回の報告期間は平成20年1月1日から平成20年12月31日までの1年
- 新規HIV感染者は1,126件で過去最高
- 新規AIDS患者は431件で過去最高

- 合計は1,557件で過去最高(一日あたり約4.3件)
※平成19年(確定値)HIV感染者1,082件、AIDS患者418件、合計1,500件。それまでの最高 - 新規患者報告数に占めるAIDS患者報告数の割合は27.7 %で低下傾向

【感染経路・年齢等の動向】
【報告地別の概況】
【まとめ】
- 平成20(2008)年におけるHIV感染者とAIDS患者の報告数はそれぞれ過去最高となった。
- 日本国籍男性を中心に国内でのHIV感染の拡大が続いており、特に同性間性的接触による感染は顕著な増加が続いている。
- 全年代で新規HIV感染者報告数は増加傾向であり、50代以上の年齢層では、AIDS患者報告数も増加している。
- 前年に比べて、HIV感染者では、北海道・東北ブロックと東海ブロックを除く各ブロックで、AIDS患者では、北海道・東北ブロックを除く各ブロックで増加している。
- 地方自治体等の関係者の努力によりHIV抗体検査件数は過去最高となり、感染者・患者報告数に占めるAIDS患者報告数の割合は低下傾向である。
- 各自治体においては、エイズ予防指針を踏まえ、個別施策層(特に男性同性愛者)に加え、中高年層等の特性に応じ、利用者の利便性に配慮した検査・相談事業を推進し、予防に関する普及啓発に努めることが重要であり、HIV感染の早期発見による適切な治療の促進と感染拡大の抑制に努める必要がある。
- 国民はHIV・AIDSについての理解を深め、身近な問題として積極的に予防に努めるべきである。早期発見は、個人においては早期治療、社会においては感染の拡大防止に結びつくので、HIV抗体検査・相談の機会を積極的に利用していただきたい。
なお、平成20(2008)年エイズ発生動向年報の詳細については、7月下旬に年報を公表予定である。















